１７日告示された二本松市長選は、いずれも無所属で、３選を目指す現職の三保恵一候補（６４）、新人の元市議新野洋候補（６２）が立候補、それぞれ同市で第一声を発した。遊説を開始した両候補は出陣式に集まったり、沿道から声援を送った支持者らに復興推進などの政策を示しながら必勝を誓った。

　握手で市政継続を訴え　三保恵一候補
　二本松市向原の選挙事務所前で行われた出陣式では、鈴木新美選対本部長があいさつ。押山利一大玉村長、馬場有浪江町長、平塚與志一市議会副議長らが激励した。
　第一声で選挙戦への決意を示した三保候補は「がんばろう」コールの後、駆け付けた多くの支持者と固く握手を交わして選挙カーに乗り込み遊説に出発。初日は、大票田の旧二本松市を中心に市内全域を回り、有権者に市政継続を訴えた。
　
　同級生らと気勢上げる　新野洋候補
　二本松市亀谷の元亀谷ロータリーで行われた出陣式では、安斎文彦選対本部長、斉藤俊明後援会長があいさつした。根本匠復興相、森雅子内閣府特命担当相、岩城光英参院議員らが激励した。同級生らによる「がんばろう」コールで気勢を上げた。
　新野候補は第一声で選挙戦への決意を語り、支持者らと握手しながら選挙カーに乗り込み遊説を開始。初日は二本松、岩代、東和、安達の市内全域を巡った。
（２０１３年１１月１８日　福島民友・県内選挙ニュース）