「相馬市長選」告示まで1週間 現・新2氏の選挙戦確実
任期満了に伴い15日告示、22日投開票で行われる相馬市長選は8日、告示まで1週間となった。いずれも無所属で、4選を目指す現職の立谷秀清氏(62)と新人の市議荒川五郎氏(65)が立候補を表明している。ほかに候補擁立の動きはなく、現新2氏による選挙戦が確実な情勢になっている。
同市は、震災からの復旧・復興が他の被災市町村に比べて進んでいる。ただ、東京電力福島第1原発の汚染水問題の影響を受ける水産業や、松川浦を中心とした観光業などは再生の先行きが見通せず、課題も多い。震災後の現市政の施策に対する評価のほか、復興に向けた市の将来像をどう示せるかが選挙戦の焦点となりそうだ。
出馬を予定する2候補は既に水面下で支持拡大の動きを進めている。
(2013年12月8日 福島民友・県内選挙ニュース)
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