現職に挑む新人3氏、過去最多の選挙戦か 伊達市長選
任期満了に伴い来年1月19日告示、同26日投開票で行われる伊達市長選は告示まで1カ月となった。無所属で3選を目指す現職の仁志田昇司氏(69)=2期=に、いずれも無所属の新人で、同市議高橋一由氏(61)、元梁川町議の橘典雄氏(64)、農業佐藤易広氏(72)の3氏が挑む構図。過去最多の4氏による選挙戦となる可能性が高い。
震災後の県内の首長選は、震災対応に対する有権者の不満が現職への厳しい評価につながる例が相次いだ。同市長選も原発事故対応と復興施策が最大の焦点となる見通しだ。
仁志田氏は放射線への健康管理対策や少子高齢社会対策の継続を強調する。
高橋氏は市民の声に寄り添った除染を主張する。橘氏は同市の除染の在り方や避難者への対応を問う。佐藤氏は旧5町のバランスの取れた施策展開を訴える。
同市の有権者数は2日現在、5万3663人(男性2万6046人、女性2万7617人)。
(2013年12月19日 福島民友・県内選挙ニュース)
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