相馬市長選“終盤戦入り” 両陣営、1万票目標
22日投開票の相馬市長選は19日、終盤戦に入った。いずれも無所属で、新人の前市議荒川五郎候補(65)と、4期目を目指す現職立谷秀清候補(62)の両陣営は投票率について、前回の2009(平成21)年の投票率69.77%と同程度か、60%台前半の数字を予想、得票目標として大台の1万票を挙げた。両陣営とも支持組織などの票固めを進めるとともに、浮動票の取り込みにも力を注いでいる。
荒川陣営は市長選の関心は高いとみて、投票率を65〜70%と予想。市政刷新を掲げ、市内全域をくまなく回り支持を訴える。知名度アップを図るとともに、現市政に批判的な票の取り込みと、投票率向上にも力を入れる。
立谷陣営は投票率について60%台前半と想定。市内全域に設けた50を超える地区後援会や、推薦団体の引き締めを図るとともに、個人演説会を各地区で開催。これまでの震災対応の手腕や実績を強調し、市政継続を訴える。
(2013年12月19日 福島民友・県内選挙ニュース)
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