「喜多方市長選」告示まで1週間 現、新2氏選挙戦へ
任期満了に伴い19日告示、26日投開票で行われる喜多方市長選は、告示まで1週間となった。いずれも無所属で、再選を目指す現職の山口信也氏(73)、新人の農業浅見彰宏氏(44)が立候補を表明、共産党は擁立を見送った。現新2氏による選挙戦が確実な情勢だ。
同市は原発事故による農業や観光での風評被害対策が急務で、若年層の雇用創出、人口減少対策などの課題も山積している。現市政の評価に加え、市の将来像をどう打ち出すかが焦点。
山口氏は震災後の対応に取り組んできた実績を踏まえ、風評被害対策の強化、継続を主張。浅見氏は地域資源を生かした新たな産業の育成などを掲げ、市政の転換を訴える。
昨年12月2日現在の有権者数は4万1823人(男性1万9640人、女性2万2183人)。
(2014年1月12日 福島民友・県内選挙ニュース)
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