再選を果たし万歳する山口氏（中央）と妻宥子さんら＝２６日午後８時ごろ、喜多方市関柴町

　任期満了に伴う喜多方市長選は２６日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の山口信也氏（７３）が、無所属新人の浅見彰宏氏（４４）を７９５６票の大差で破り再選した。２期目の任期は２月１２日から４年。
　再選を懸けた現職に新人が挑んだ喜多方市長選は、山口氏が１期目の４年間でみせた手腕への評価から市政継続の負託を受けた。山口氏は、東京電力福島第１原発事故による風評被害対策の強化や企業誘致、若者の定住促進などを重点政策に掲げ、市政の継続を訴えた。合併前の旧５市町村に張り巡らせた後援会組織を軸に選挙戦を展開。地元の熱塩加納地区など、前回市長選で当選の原動力となった周辺部の旧町村で票固めを進めた。

　投票率は５２．９３％
　喜多方市選管が発表した同市長選の当日有権者数は４万１７６６人で、投票率は５２．９３％（男性５３．９８％、女性５２．００％）だった。合併後初めて選挙戦となった４年前の前回の７５．２８％から２２．３５ポイント低下した。

【　喜多方市長選　】（選管最終）
当	14,842	山口　信也	無現
	6,886	浅見　彰宏	無新

（２０１４年１月２６日　福島民友・県内選挙ニュース）