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「昭和村長選」終盤の情勢 2陣営、政策に共通点

 任期満了に伴う昭和村長選は18日、20日の投開票まであと2日になった。届け出順にいずれも無所属で、現職の馬場孝允候補(70)=2期=と、新人の元村産業建設課長渡辺稔雄候補(60)が20年ぶりの選挙戦を繰り広げている。ただ、両陣営の政策には共通点が多く、争点を明確にできるかが当落を左右しそうだ。
 馬場候補は2期8年の実績を踏まえ、村全域で街頭演説を展開。村唯一の温泉宿泊施設しらかば荘の改装オープンや特別養護老人ホームの増床、国道401号博士峠トンネルの早期着工など、3期目で取り組みたい政策の浸透を図る。
 渡辺候補は「みんなが笑顔になれる村」をスローガンに掲げ、対話を通した村づくりを強調。草の根選挙で村民にアピールしている。高齢者や障害者の福祉向上や農業の振興などを村の最優先課題に挙げ、変革の必要性を訴える。
 期日前投票はこれまでの各種選挙に比べても多い。両陣営は投票率を90%以上に見込み、支持獲得への動きを強めている。
(2014年4月18日 福島民友・県内選挙ニュース)



 

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