「田村市議選」終盤の情勢 票掘り起こしに奔走
任期満了に伴う田村市議選は18日、20日の投票日まであと2日となり、立候補した現職17、元職1、新人3の合わせて21候補が支持獲得に奔走している。
同市施行以来3回目の改選。前回に続き市全域を一つの選挙区にした大選挙区制で行われているほか、定数が2削減されて「20」となった初の選挙戦となった。各候補の陣営とも票の動きを読み切れない中で、支持基盤を固めながら市全域に選挙カーを走らせ、新たな票の掘り起こしを進めている。
特に大票田の船引地区で、どれだけ票を上積みできるかが当落の鍵を握るとみられる。各陣営は投票率について前回の80.51%に比べて低下すると見込み、当選ラインを千票以上と予想。勇退する現職5人が前回獲得した約5千票の行方にも注目しながら、浮動票の取り込みに力を入れている。
(2014年4月18日 福島民友・県内選挙ニュース)
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