３選を果たし、支持者と共に喜ぶ馬場氏（中央）＝２０日午後９時４０分ごろ、昭和村

　任期満了に伴う昭和村長選は２０日投票が行われ、即日開票の結果、現職の馬場孝允氏（７０）＝２期＝が、新人の元村産業建設課長渡辺稔雄氏（６０）を１３４票差で破り、３選を果たした。任期は２９日から４年。
　１９９４（平成６）年以来２０年ぶりの選挙戦となったが、馬場氏は２期８年の実績を強調。特別養護老人ホームの増床や国道４０１号博士峠トンネルの早期着工などの政策をアピールして支持を集めた。
　渡辺氏は過疎化対策となる若者の定住促進と高齢者福祉の充実を示して村政の転換を訴えたが、及ばなかった。
　当日有権者数は１２８７人（男性６０８人、女性６７９人）。投票率は９１．６１％で、前回を５．６５ポイント下回った。

【　昭和村長選　】（選管最終）
当	648	馬場　孝允	無現
	514	渡辺　稔雄	無新

（２０１４年４月２０日　福島民友・県内選挙ニュース）