「知事選」10月26日投票を決定 候補者で駆け引き激化
県選管は8日、11月11日の任期満了に伴う知事選を「10月9日告示、26日投開票」で行うことを決めた。任期満了日2週間前の日曜日を投票日としている慣例などを考慮した。
知事選をめぐっては、現職の佐藤雄平氏(66)が進退を表明していない中で、政党が候補者の発表時期をめぐって水面下で駆け引きを激化させ、選挙の構図は固まっていない。
自民党県連は県関係の参院議員を中心に人選を進めたが、佐藤氏の動向を見極めてから擁立する「後出し有利」の思惑が強まり、絞り込めていない。対抗軸となる民主党県連は佐藤氏が出馬表明した場合に社民党県連と連合福島、無所属県議による4者で共闘していくことを確認している。共産党県委員会は関係団体とつくるみんなで新しい県政をつくる会で候補擁立を目指すが、現職との相乗りも視野に入れる。
仮に現職の参院議員が知事選出馬に向けて9月15日までに議員辞職した場合、公職選挙法で参院補選を10月の第4日曜日に実施することになり、知事選と同日選となる。
6月2日現在の選挙人名簿登録者(有権者)数は161万2279人(男性77万9293人、女性83万2986人)。
(2014年7月9日 福島民友・県内選挙ニュース)
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