「知事選」独自候補の擁立目指す 脱原発の県民有志
任期満了に伴い10月9日告示、26日投開票で行われる知事選で、県民有志でつくる政治団体「人間の復興と原発廃絶!ふくしまスクラム」は22日、県庁で記者会見し、独自候補の擁立や支援を目指す方針を発表した。現職の佐藤雄平氏(66)=2期=は態度を明らかにしていないが、現職の進退にかかわらず、独自候補の擁立を目指す方向だ。
同団体は知事選に向け6月に政治団体として登録。共同代表を務める福島市の無職佐々木慶子さん(72)と喜多方市の自営業小原直樹さん(55)は会見で、望ましい知事像として「県民主役の県政の実行」「即時原発ゼロの実現」など5項目を提示、ホームページ上で賛同者や意見を募る考えを示した。候補者擁立や支援については8月中にも方向性を決めたいとしている。
(2014年7月23日 福島民友・県内選挙ニュース)
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