三保氏に「知事選」出馬要請へ 脱原発の県民有志団体
任期満了に伴い10月9日告示、26日投開票で行われる知事選で、県民有志でつくる政治団体「人間の復興と原発廃絶!ふくしまスクラム」は11日、県庁で記者会見し、前二本松市長の三保恵一氏(65)に対し、今週中にも立候補を要請すると発表した。
共同代表の佐々木慶子、小原直樹両氏は三保氏への出馬要請について「市長としての実績や脱原発への信念がある。県内の原発の即時全基廃炉だけでなく、全国にも原発ゼロを発信していける人だ」と説明。三保氏立候補の可能性については「決断には至っていないが、(三保氏と)数回会って前向きに検討してもらっていると思う」などと述べた。三保氏は福島民友新聞社の取材に対し「出馬について話す段階にない。正式な要請を受けた上で、いろいろな人と相談して判断したい」と語った。
(2014年8月12日 福島民友・県内選挙ニュース)
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