現職・佐藤氏の去就焦点 知事選、構図が固まり始める
次期知事選では15日までに、前宮古市長の熊坂義裕氏(62)=福島市、牧師五十嵐義隆氏(36)=いわき市=が立候補を表明、元日銀福島支店長の鉢村健氏(55)が立候補要請を受諾する見通しとなったことで構図が固まり始め、焦点は現職の佐藤雄平氏(66)の去就に絞られた。
佐藤氏支援を前提とする民主、社民両党県連、連合福島、無所属県議による4者協議会は18日、佐藤氏への3選出馬要請に向けた対応を協議する。民主県連の増子輝彦代表(参院福島選挙区)は15日、福島市で報道陣に「期限を設定して佐藤氏の意向をもう一度確認する」と述べ、今月中をめどに佐藤氏の意向を再確認し、出馬要請を判断する考えを示した。
しかし、社民県連と連合福島は早期の出馬要請を強く求めており、民主県連が積極姿勢に転じるか否かが要請実現の分かれ目になりそうだ。
(2014年8月16日 福島民友・県内選挙ニュース)
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