鉢村氏推薦、党に申請 自民党本部は対応を保留
任期満了に伴い10月9日告示、同26日投開票で行われる知事選で、自民党県連会長の岩城光英参院議員(福島選挙区)らは22日、党本部で河村建夫選対委員長に対し、県連として擁立を決めた元日銀福島支店長、鉢村健氏(55)の推薦を申請した。河村氏は、現職佐藤雄平氏(66)=2期=の進退を見極めた上で推薦を検討することになるとの見通しを示し、対応を保留した。
河村氏は「福島が抱える課題克服のため一致結束する必要がある」として、佐藤氏を含め、与野党の相乗りが可能な候補が望ましいとした。一方、岩城会長は報道陣に対し、党本部から推薦が得られるとの見通しについて「変わらない。今まで通り(党本部の推薦を)お願いしていく」と述べ、鉢村氏擁立を堅持する姿勢を示した。また、党本部が相乗り可能な候補を求めていることについては「他党の関わる問題で、県連の方で努力すると(河村氏に)お話しした」と説明した。
(2014年8月23日 福島民友・県内選挙ニュース)
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