内堀氏に出馬要請へ 県町村会「県政継続を」
任期満了に伴う知事選が10月9日の告示まで1カ月に迫る中、県町村会(会長・大塚節雄湯川村長)は8日、福島市で役員会を開き、佐藤雄平知事が不出馬を表明したことを受けて副知事の内堀雅雄氏(50)に対し、9日にも出馬要請することを決めた。知事選で新人に出馬を要請するのは異例。内堀氏に対しては双葉地方町村会も立候補を求めており、内堀氏擁立をめぐる動きが加速してきた。
役員会は非公開。大塚会長は終了後「県政を継続でき、県内を熟知した人として内堀氏に近く要請する」と表明した。出席者によると、役員会では、8年間にわたり佐藤知事を補佐してきたことなどから、内堀氏が後継にふさわしいとの認識が大勢を占めた。
県連、9日に再度要請 鉢村氏の自民党本部推薦
自民党県連は9日、党本部に対し、独自に擁立した元日銀福島支店長の鉢村健氏(55)を推薦するようあらためて要請する。与党筋によると、党本部は民主党との相乗りを県連に求める姿勢を崩しておらず、推薦が実現するかは不透明だ。
(2014年9月9日 福島民友・県内選挙ニュース)
|