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県内各党、支援に腐心 各陣営「県民党」掲げ推薦受けず

 任期満了に伴い10月9日告示、26日投開票で行われる知事選をめぐり、県内各党の支持構図が16日までに、ほぼ固まった。しかし、政党側が支援を表明している前副知事の内堀雅雄氏(50)、前岩手県宮古市長の医師熊坂義裕氏(62)がいずれも「県民党」を掲げて政党からの推薦を受けない方針を示しており、各党は政党色を薄めて陣営に入るなど、それぞれ支援態勢の在り方に腐心する。
 自民党県連は、民主党県連が擁立を決めた内堀氏の支援を党本部が今週中に正式決定するのを待って陣営への参画を図りたい構えだ。一部の所属議員は後援会の設立を準備するなど、厚い地方組織を生かし陣営内の主導権獲得を狙う。ただ独自候補擁立を断念した経緯から県連内に不協和音があり、一枚岩で対応できるかが焦点となりそうだ。
 民主県連は佐藤雄平知事の後継として内堀氏擁立を決め、支援組織の設置準備など陣営の主導権を握る。ただ「県民党」を目指す意向を尊重し、相乗り各党から支援を受けやすくする態勢を重視。18日の幹部会合では、党所属の県議や市町村議を「党所属議員」としてでなく「地域の代表としての議員」の立場で中核を担うことを確認した。社民党県連は、民主県連や連合福島などとの4者協議会により共同歩調をとる考え。
 公明党県本部は中間貯蔵施設建設受け入れをめぐる行政手腕を評価し内堀氏支援を決めており、党本部が18日にも正式決定する。
 共産党県委員会は内堀氏支援も含め検討してきたが、自民が相乗りを固めたことで、慎重論も出始めている。来週にも関係団体と対応を決める。
 新党改革は、荒井広幸代表が姻戚関係にある熊坂氏を「政策に共感できる」と党として支援する方針を明らかにしている。脱原発などの考えで一致する有識者が「脱原発と医療福祉の熊坂義裕を応援する全国勝手連」を発足。17日にはメンバーらによる会見が東京の憲政記念館で開かれる。政党以外でも支援の動きが広まりつつある。
 日本維新の会県総支部は対応を検討している。
(2014年9月17日 福島民友・県内選挙ニュース)



 

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