「みんなで新しい県政をつくる会」は熊坂氏を支援
10月の知事選で、共産党県委員会や県労連などでつくる「みんなで新しい県政をつくる会」は24日、県庁で記者会見し、前岩手県宮古市長で医師の熊坂義裕氏(62)を支援する方針を発表した。同日、支援の方針を熊坂氏側に伝えた。
熊坂氏をめぐっては、新党改革が既に支持を表明している。知事選での他党候補との相乗りは同会として初めて。共産党としては1976(昭和51)年9月以来38年ぶり。政策協定や推薦は行わず「自主的支援」とする。
同会は、原発事故後初の知事選で思想信条や党を超えた対応が必要として「オール福島」での大同団結を呼び掛けてきた。会長の亀田俊英県農民連会長、副会長の久保田仁共産党県委員長らは、熊坂氏支援について「安倍政権が進める原発再稼働への反対と原発ゼロを明確に打ち出している」と述べた。
(2014年9月25日 福島民友・県内選挙ニュース)
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