学生らが参加して行われたＣＭ撮影

　任期満了に伴い１０月９日告示、２６日投開票で行われる知事選で、県選管は２９日、郡山市の国際アート＆デザイン専門学校で、同校の学生が出演者やスタッフとして参加する選挙啓発のテレビＣＭを撮影した。
　学生が企画から撮影まで参加する初の取り組みで、選挙啓発に若い感性を取り入れて投票率を向上させる。学生１７人が出演をはじめ、音声、照明など裏方として参加した。
　ＣＭは、学生が一人ずつパズルのピースを置き、最後の１ピースをはめると本県の形が現れて投票日を告知、一票一票の大切さを呼び掛ける内容。原案を考えたグラフィックデザイン科の大河原昂（たかし）さん（２１）は「自分たち若い世代が『未来をつくる』という思いを込めた。投票に足を運んでほしい」と呼び掛けた。ＣＭは１０月１８〜２６日、県内の民放４局で放送する。
（２０１４年９月３０日　福島民友・県内選挙ニュース）