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須藤氏が無投票3選 浅川町長選、町民に身近な政策評価
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支援者と共に3選を喜ぶ須藤氏(中央)
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任期満了に伴う浅川町長選は30日告示され、無所属現職の須藤一夫氏(75)=2期=が立候補を届け出た。他に立候補はなく、須藤氏が無投票で3選を果たした。任期は31日から4年。
須藤氏は2006(平成18)年の町長選で初当選。2期目は東日本大震災による農産物への風評対策のほか、少子化対策の18歳以下の医療費無料化、町立幼稚園の保育料減額などを進めたことが、町民からの支持を得た。当選証書付与式は6日午前10時から、町役場で行われる。
実行力と決断力が問われる4年間
30日告示された浅川町長選で、無投票で3選を飾った現職の須藤一夫氏は「華やかな政策はないが、生活に密着する政策をきめ細かく進めることが地方政治の根幹」との考えで町民に身近な課題に対応した政策が評価され、再び町民の信託を得た。
2期目の途中で東日本大震災が発生。風評被害の払拭(ふっしょく)や18歳以下の医療費無料化など町民の安全・安心を確保する政策を中心に町政を進めた。6月議会で立候補を表明したが、その後も表立った対抗馬擁立の動きはなかった。
3期目に当たっては、これまでの町政継続とともに、町の将来を見据えて子育て支援や教育の充実などを掲げる。特に幼保一体型施設の建設は「任期中に何としても進めなければならない」と思いが強い。未来の浅川町の基盤づくりに向けて、須藤氏の実行力と決断力が問われる4年間になる。
(2014年10月1日 福島民友・県内選挙ニュース)
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