「脱原発、再生エネ転換」 金子氏が会見、政策を発表
知事選に無所属で立候補を表明している会社役員金子芳尚氏(58)=白河市=は7日、県庁で開いた記者会見で政策を発表し、除染加速に向けた縦割り行政の一掃や脱原発、再生可能エネルギーへの転換を柱とした。
金子氏は「縦割り行政の弊害で遅れている除染を、広域的な視点で加速させる。福島に合った再生可能エネルギーの可能性にも取り組んでいく」と強調。産婦人科医の態勢拡充や子育て世代の減税も掲げた。
全国知事会を通じ首都機能移転論を復活させると主張。県庁の所在地と県の組織を見直す中長期計画策定を挙げ「脱原発の方針や県庁所在地を決める際は県民投票を導入する」とした。59市町村の個性に応じたきめ細かな支援や郷土愛が維持できるよう、避難者へ丁寧に対応する考えを示した。
(2014年10月8日 福島民友・県内選挙ニュース)
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