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内堀さん「全身全霊で」 県民の声にたぎる情熱
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「当確」が報じられる中、支持者と握手を交わしながら選挙事務所に入る内堀さん=26日午後7時5分ごろ、福島市方木田の選挙事務所
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「福島の復興を任せたぞ」「オール福島で一緒に頑張ろう」。26日投開票の知事選で、県民が今後4年間の県政のかじ取り役に選んだのは、副知事を辞して選挙戦に挑んだ内堀雅雄さん(50)だった。県政の継承、発展を掲げ、実務に長(た)けた内堀さんの手腕に、県民はようやく芽生え始めた復興政策の着実な歩みを託した。内堀さんの選挙事務所は新たなリーダーの誕生で高揚感に包まれ、支持者が沸き立った。一方、及ばなかった医師の熊坂義裕さん(62)ら5人は今後も一県民として復興を支えるとの思いを新たにした。
福島市方木田の内堀さんの選挙事務所では、市町村長や相乗りで支援した政党幹部、各種団体の代表が顔をそろえ、テレビの速報で「当選確実」が伝えられると、歓喜の渦に包まれた。内堀さんと妻栄子さん(49)が到着すると、支持者からは拍手と歓声が上がり、街頭演説で日焼けした内堀さんの顔から笑みがこぼれた。
中川治男総合選対本部長(81)の発声で万歳三唱し、内堀さんは「県民と力を合わせ、全身全霊を込めて必ず福島の復興を成し遂げる」と固く誓った。
震災からちょうど3年半の9月11日、13年勤めた県庁を離れて出馬を表明。以来、現場主義を実践し、避難者がいる県内外に足を運びながら県民の声に耳を傾け、切実な思いを受け止めた。「一つ一つの思いを自分の体に大切に刻み込んだ。安心して暮らせる福島を取り戻し、明るい未来を切り開く」と情熱をたぎらせた。
(2014年10月27日 福島民友・県内選挙ニュース)
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