新議員22人決まる 南相馬市議選、投票率は59.10%
任期満了に伴う南相馬市議選は16日、投票が行われ、即日開票の結果、新市議22人が決まった。任期は12月1日から4年。立候補した25人(現職19、元職1、新人5)のうち、当選者の内訳は現職19、元職1、新人2だった。
投票率は59.10%で前回を13.87ポイント下回り、過去最低となった。平成の大合併で市制が施行されて以降3度の市議選で投票率が70%を割るのは初めて。
震災、原発事故後初の改選となったが、有権者約5万4000人のうち、1万人弱が避難などで市外で暮らす中で、各候補とも復興への考え方を前面に打ち出し、対立軸が見えにくかったことから、投票率は伸びなかった。
当日有権者数は5万3828人(男性2万6233人、女性2万7595人)。
(2014年11月17日 福島民友・県内選挙ニュース)
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