生まれたばかりで手のひらに乗るほど小さかったキンカチョウのヒナが、3週間後に驚くほど成長した姿を比較した写真がXに投稿され、大きな反響を呼んでいる。がま口ショップ ハミングバードさん(@hummingbird0422)が投稿したこの写真には、354.5万件の表示と9.1万いいねが集まり、「成長びっくりするぐらい早いですね!!可愛い」「よくぞ、こんなに大きく…」などのコメントが寄せられた。卵から孵ったヒナを人の手で育てる「人工育雛」に挑んだ飼い主さんに話を聞いた。
【写真】”指サイズ”のヒナが…!? 驚きのキンカチョウ成長ビフォーアフター
人工育雛をすることになったのは、飼っているキンカチョウのペアがうまく子育てができなかったことがきっかけだった。
「ヒナが卵の殻を完全に割って出てくる前に育児を諦めて放置してしまったので、私が育てることに決めました」(がま口ショップ ハミングバードさん)
過去に何度か生後0日から5日のヒナを人工育雛した経験があったため、その時の経験や先輩の愛鳥家のアドバイスを頼りに育て始めた。特に大変だったのは、毎晩1時間おきに様子を確認して温度と湿度、お腹の空き具合をチェックし続けたことだという。
「特にご飯の濃度や頻度は雛の育ち具合に合わせて変えていかなければならず、なんとかうまく行ってよかったと思います」(同)
生後間もなく親鳥の手を離れて人が育てても無事に大きくなれる雛はごくわずかだ。この子もダメ元で育て始めたが、今まで育ててきたどの雛よりも上手にさし餌を飲み込んでくれたという。
「『食べてくれない』という心配がなく、生きようとする力ってすごいなぁと思いました。誰に教わるわけでもないのに本能ってすごい、と」(同)
目がしっかり開いてエサを力強くおねだりするようになった頃、「いつまで食べるのか」と心配になるほどの量を食べたが、満足すると口を開かなくなるのだそう。「その仕草が面白く、クスッと笑えました」(同)
キンカチョウは換羽という生え替わりが始まるまで性別がわからないことが多いが、ほっぺたにオレンジが出てきて男の子と確定し、クチバシも真っ赤になる予定のため「なつめ」と名づけた。
「キンカチョウの男の子はオリジナルのお歌を持つ子がほとんどです。今練習中なので、どんな『持ち歌』を完成させるのか楽しみにしています」(同)
親鳥が育児放棄したヒナを人工育雛、“指サイズ”から奇跡の成長姿に「よくぞ、こんなに大きく…」「本能ってすごい」
2025/11/02 07:30
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