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角野隼斗、Kアリーナ横浜公演がギネス世界記録 屋内ソロピアノ最多1万8546枚を完売

2025/11/30 00:29

  • 音楽
Kアリーナ横浜でのリサイタルが「屋内のソロピアノリサイタルで販売されたチケットの最多枚数」としてギネス世界記録に認定されたピアニストの角野隼斗

 ピアニストの角野隼斗(すみの・はやと)が29日、神奈川・Kアリーナ横浜で開催したリサイタル『角野隼斗 ピアノリサイタル “Klassik Arena” supported by ロート製薬』が、「屋内のソロピアノリサイタルで販売されたチケットの最多枚数」としてギネス世界記録(Guinness World Records)に認定された。販売枚数は1万8546枚で、全席が完売した。

【画像】Kアリーナ横浜のステージで演奏する角野隼斗

 会場となったKアリーナ横浜は、国内最大級の音楽専用アリーナ。この日、同施設で初めてクラシック音楽の公演が行われ、角野にとってもキャリア史上最大規模のリサイタルとなった。ギネスワールドレコーズ社の立会いのもと、販売記録および来場者データが正式に確認された。

 舞台演出は、メディアアート分野で世界的に活動する真鍋大度(Studio Daito Manabe/Rhizomatiks)が担当。角野は2024年7月に東京・日本武道館での単独公演で約1万3000人を動員し、クラシックピアニストとして同会場の最多記録を更新していたが、今回さらにその規模を大きく上回ることとなった。

 角野は幼少期よりピアノを学び、開成高等学校、東京大学工学部を経て、東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程を修了。音楽と情報工学の両分野での研究成果が評価され、東京大学総長賞(学長賞)を受賞した経歴を持つ。

 2021年には第18回ショパン国際ピアノコンクールでセミファイナリストに選出され、国際的な注目を集めた。かてぃん(Cateen)名義で展開するYouTubeチャンネルは登録者150万人を超え、総再生回数は2億回以上。クラシック音楽の新たな裾野を広げる存在として支持を集めている。

 近年は、ベルリンを拠点とするソニークラシカルインターナショナルと専属ワールドワイド契約を締結。世界デビューアルバム『Human Universe』は日本ゴールドディスク大賞「クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。

 来年(26年)1月にはニューアルバム『CHOPIN ORBIT』をリリース予定。また、ニューヨークのカーネギーホールやベルリン・フィルハーモニー大ホールでの協奏曲デビューを果たし、ドイツの権威あるクラシック音楽賞「オーパス・クラシック賞2025」では、優秀若手アーティスト賞と優秀ライブ・パフォーマンス賞(ソリスト部門)の2部門を同時受賞。単独アーティストによる複数部門受賞は史上初の快挙で、国際的評価の高さを裏づけた。

 このほか、AERAの表紙を飾るなどメディア露出も増加。フィギュアスケートの鍵山優真選手への楽曲提供など、活動領域は多岐にわたる。今回のギネス世界記録認定は、こうした知性・創造性・国際的評価を背景とした活動の延長線上に位置する成果といえる。

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