― 国際的な認証制度の潮流と制度整合性の重要性を共有 ―
東京, 2025年11月12日 /PRNewswire/ -- LRQAは英国認定機関UKAS(United Kingdom Accreditation Service)の最高経営責任者(CEO)であるMatt Gantley氏を講師に迎え、「複雑性が増す時代における認証機関の役割」をテーマとした特別セミナーを、コンファレンススクエア エムプラス(東京都千代田区)にて開催しました。
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本セミナーには、品質、サステナビリティ、ESG分野の実務担当者を中心に約80名が参加。国際的な認証制度の潮流、ISO規格の改訂、サステナビリティ関連規制への対応など、企業が直面する重要課題について、専門家による最新の知見が共有されました。
冒頭では、LRQA 日本代表の堀川康が登壇し、新ブランドコンセプトを紹介し、変化の激しい時代における認証機関の役割の重要性を強調しました。
続いて登壇したMatt Gantley氏(UKAS CEO)は、認定と認証の違いや、国際的な制度整合性の維持に向けたUKASの取り組み、そして企業が認定された認証機関を選ぶことの意義について、制度的・実務的な観点から講演しました。
Matt Gantley氏は、認証制度が国際貿易の信頼性を支える基盤となり、企業がグローバル市場で競争力を維持し、さらに強化していくために欠かせない仕組みであると述べました。また、認証機関は単なるチェック機関ではなく、企業の持続可能な成長を支えるパートナーであるべきだと述べ、今後の制度の進化と認証機関の果たすべき役割について力強いメッセージを送りました。
セミナー後半では、LRQA サービスデリバリー部マネージャーの武田吏司が、ISO 9001およびISO 14001の改訂動向を紹介しました。2026年に予定されている改訂版の発行に向け、企業が備えるべきポイントや実務への影響について、現場の視点から具体的に解説しました。
さらに、LRQA主任検証員の由岐中一順が登壇し、SSBJ(サステナビリティ基準委員会)が開設した日本初のサステナビリティ開示基準について、その背景や特徴をわかりやすく説明しました。そのうえで、CSRD(企業サステナビリティ報告指令)やGXリーグの排出量取引制度など、国内外の制度動向を踏まえ、企業がどのように対応すべきか具体的なアプローチを紹介しました。こうした解説を通じて、参加者はESG情報の信頼性を確保するための体制構築や社内プロセス改善に役立つ実践的なヒントを得ることができました。
LRQAは今後も、複雑化するリスク環境において、企業がリスクを機会として活かし、持続可能な成長と競争力を実現できるよう、革新的なリスクマネジメントとアシュアランスのソリューションを提供し、企業の前進を支援してまいります。
LRQAについて
LRQAは、認証、検証、検査、アドバイザリー、研修の分野において、世界150か国以上・61,000社を超えるお客様を支援するグローバルなアシュアランスプロバイダーです。業界ごとの専門知識と現場に根ざした対応力を活かし、サステナビリティ、サイバーセキュリティ、サプライチェーンなど、複雑化するリスクへの対応を支援しています。
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(日本語リリース:クライアント提供)PR Newswire Asia Ltd.
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PR Newswire
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