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【連載】
会津の華は凛として-新島八重の生涯-・アーカイブ
平成25年のNHK大河ドラマは「八重の桜」である。主人公は、戊辰戦争の悲劇から立ち直り、女性として明治の最先端を駆け抜けた会津出身の新島(山本)八重その人。東日本大震災、原発の被害を受けた本県の復興を応援するドラマだ。「幕末のジャンヌ・ダルク」と称され、維新後、同志社大を設立した新島襄と結婚、「ハンサム・ウーマン」となっていく八重とはいかなる人物だったのか。常に可能性を追い続けた波乱の生涯から、夢と希望、復興の手掛かりを探したい。 | |
会津古城研究会長 |
- 【 53 】 八重が伝えようとしたもの - 童子訓が心の支え 会津時代の教え息づく
- 【 52 】 会津への思い - ゆかりの人と再会 12代当主囲み写真に納まる
- 【 51 】 京都での生活 - 外出は洋装が中心 自宅で洋食、目立つ存在
- 【 50 】 兄覚馬との別れ - 同志社育て上げる 襄亡き後は臨時総長に
- 【 49 】 八重と茶道 - 没頭し教授の免許 自宅を改装、月3回茶会
- 【 48 】 夫・襄との別れ - 「狼狽するなかれ」 病回復せず46歳で永眠
- 【 47 】 会津若松教会設立 - 男女平等教え実践 八重の姿に非難の声も
- 【 46 】 新島襄の会津再訪 - 熱心な信者宅訪問 英学校開校準備途中
- 【 45 】 八重と襄の会津旅 - 戊辰の傷痕色濃く 旧藩士生活いぜん窮乏
- 【 44 】 新島襄との結婚 - 八重は理想の女性 西洋的な考え京都初の洗礼
- 【 43 】 襄との出会い - 八重が聖書を習う 当初の関係先生と生徒
- 【 42 】 山本覚馬と京都 - 鳥羽伏見で捕虜に 薩摩藩の下、厚遇で幽閉
- 【 41 】 米沢から京都へ - 夫・尚之助との別れ 無事だった覚馬を頼る
- 【 40 】 開城後の八重 - 女性と分かり解放 母らと共に農夫の家へ
- 【 39 】 八重の猪苗代送り - わざと男装、人員調 籠城男性と同様謹慎
- 【 38 】 開城式 - 通り中央に「泣血氈」 耐えた八重むせび泣く
- 【 37 】 開城前夜 - 小布縫い降参の旗 城内の婦人涙ながらに
- 【 36 】 城南の戦いと父の死 - 会津藩最後の攻撃 死花咲かす婦人も決心
- 【 35 】 新政府軍総攻撃の日 - 城内に2500発の砲弾 消火手伝い子供も奔走
- 【 34 】 会津藩の武器 - 新潟港経由で調達 制圧後届かず城で弾丸作り
- 【 33 】 それぞれの会津戦争 - 戦時下も正確な鐘 戦勝祈る僧侶天守閣で読経
- 【 32 】 会津のナイチンゲール - 戊辰で負傷者看護 八重と岩子献身的活動
- 【 31 】 小田山からの砲撃 - 鶴ケ城最大の弱点 尚之助反撃、八重協力
- 【 30 】 城外からの食糧調達と八重 - 決死の覚悟で確保 敵兵の狙撃、夜間に逃れ
- 【 29 】 藩主松平容保と八重 - 砲弾携え構造説明 黒服で男装、奇抜な女傑
- 【 28 】 城内の病院 - 捨てた繃帯再利用 照姫は衣服を治療に提供
- 【 27 】 照姫の活躍と八重 - 刀差して看護活動 城内の婦人まとめ監督
- 【 26 】 八重と凌霜隊 - 最新銃城内に搬入 底突いた弾補充受ける?
- 【 25 】 八重が娘子軍と再会 - 菊子らに鉄砲貸す 白虎隊同様洋装で狙撃
- 【 24 】 柳橋での戦い - 薙刀に辞世の短冊 娘子軍奮戦、竹子斃れる
- 【 23 】 坂下法界寺でのこと - 竹子ら妹殺す相談 美人を憂慮、菊子ら制止
- 【 22 】 娘子軍の結成と八重 - 武芸を習い決死隊 出陣誓うも指揮者なく
- 【 21 】 八重と西出丸と貨幣 - 藩が120万両を鋳造 戦費調達へ幕府が特許
- 【 20 】 小松獅子団の入城 - 戦場の一団に唖然 東軍と知り地団駄踏む
- 【 19 】 城内の食糧 - 婦人が分業し御握 十数個の竃、照姫が指揮
- 【 18 】 八重と城内の子どもたち - 無邪気な姿、涙誘う 一途な思い武装し調練
- 【 17 】 西郷邸の21人 - 辞世残し一族自刃 婦女子の死230人超
- 【 16 】 白虎隊自刃の真相 - 縄目の屈辱を回避 藩主や先祖思い「選択」
- 【 15 】 戸ノ口原の戦いと八重 - 白虎隊、溝から連射 悌次郎ら3人戦死
- 【 14 】 八重、夜襲を断念 - 子どもの出撃阻止 容保公の意向受け
- 【 13 】 八重の夜襲作戦 - 敵斬りまくり、狙撃 女性唯一藩士同様
- 【 12 】 八重の大手口の戦い - 塁上から砲を撃つ 導火線に木を使用
- 【 11 】 割場の鐘と入城 - 命の限り戦う覚悟 七連発銃背に担ぎ
- 【 10 】 新政府軍、奥羽へ入る - 新選組、白河へ出撃 一度は占拠奪還できず
- 【 9 】 新政府、軍北へ進攻 - 仇討ちへ女性組織 思い一つ薙刀練習
- 【 8 】 兄覚馬と弟三郎の訃報 - 「敵討ち」胸に戦う 形見の服着て男装
- 【 7 】 白虎隊士への教え - 家風の違いを痛感 無断断髪叱られる
- 【 6 】 日新館と一度目の結婚 - 砲術隊士らを指揮 頼もしい夫尚之助
- 【 5 】 砲術一家 - 白虎隊士に銃指導 米国製も扱い熟知
- 【 4 】 数え13歳の八重 - 四斗俵を上げ下げ 体力自信男子並み
- 【 3 】 八重の家族 - 砲術、西洋通の覚馬 触発され素地育む
- 【 2 】 ゆかりの地 - 生家近くに日新館 小田山に砲術場跡
- 【 1 】 ハンサム・ウーマン - 可能性を追い続ける 新時代を切り開く