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会津の華は凛として-新島八重の生涯-・アーカイブ

会津の華は凛として  平成25年のNHK大河ドラマは「八重の桜」である。主人公は、戊辰戦争の悲劇から立ち直り、女性として明治の最先端を駆け抜けた会津出身の新島(山本)八重その人。東日本大震災、原発の被害を受けた本県の復興を応援するドラマだ。「幕末のジャンヌ・ダルク」と称され、維新後、同志社大を設立した新島襄と結婚、「ハンサム・ウーマン」となっていく八重とはいかなる人物だったのか。常に可能性を追い続けた波乱の生涯から、夢と希望、復興の手掛かりを探したい。
会津の華は凛として

会津古城研究会長
石田 明夫
石田 明夫
(いしだ・あきお) 1957(昭和32)年、会津若松市出身。日本考古学協会員や、NHK大河ドラマ「天地人」の本県部分の時代考証に関わった。専門は古代・中世の遺跡、戦国時代の城館のほか、戊辰戦争の陣地、遺構の研究。新島八重にも造詣が深い。著書、論文多数。4月から会津若松市東市民センター・東公民館主幹。