映画の世界に...「Fukushima50」シーン紹介 富岡でパネル展

 
映画のパネルや撮影で使われた衣装が並ぶ会場

 東京電力福島第1原発事故直後、過酷な現場で事故対応に当たった作業員らを描いた映画「Fukushima50(フクシマフィフティ)」のパネル展が11日、富岡町文化交流センターで始まった。19日まで。

 町、町教委の主催、福島民友新聞社の協力。映画では同町夜の森地区でも撮影が行われた。町と町教委が19日に同センターで上映会を開催するのに合わせ、映画の世界に触れてもらおうと企画した。

 映画のシーンを紹介する写真パネルや撮影に使用した作業服などの衣装、小道具などが並んでいる。原発事故当時の福島民友新聞の紙面や、映画を題材に会津学鳳高美術部が制作した黒板アート作品も展示している。入場無料。観覧時間は午前9時~午後5時。

 19日は午前11時からと午後2時30分からの2回上映。午後の部は11日正午時点で若干の空席がある。問い合わせは同センター(電話0240・22・2626)へ。