【平成27年】「常磐道」待望の全線開通 東日本ダブルネットワーク完成

 
全線開通した常磐道。常磐富岡―浪江IC間では車が早速行き交った=2015年3月1日

 常磐道は2015(平成27)年3月、常磐富岡―浪江インターチェンジ(IC)間が開通し、太平洋沿岸で首都圏と浜通り、仙台圏とを結ぶ総延長300.4キロの大動脈が全線開通した。

 常磐道の全線開通により、東北道と合わせて東日本のダブルネットワークが完成。復興の加速はもちろん、物流の促進、災害時に東北道と相互に代替できるルートとしての役割も担う。

 今年3月には新たに、ならはスマートIC、大熊ICが相次いで完成。さらに20年3月の利用開始に向けて、双葉IC(仮称)の整備が進められている。

 【平成27年の出来事】
3月・常磐道が全線開通
5月・いわきで「太平洋・島サミット」
9月・関東・東北豪雨