朝ドラ・エール主題歌「星影のエール」 GReeeeNメッセージ

 

 本県ゆかりのGReeeeNが担当することになった連続テレビ小説「エール」(3月30日放送開始)の主題歌「星影のエール」について、制作統括の土屋勝裕さんは17日、「互いに『エール』を送りあう仲間たちや愛する人のことを想(おも)う名曲です。ぜひ、毎朝『星影のエール』を聴いて、元気に一日を過ごしていただきたいと思います」とするコメントを発表した。

 土屋さんは「人生の応援歌ともいえる曲を数多く作曲していて、しかも今回の主人公・(古関裕而をモデルとした)古山裕一が生まれ育った福島県で結成されたGReeeeNに主題歌を依頼しました」と、経緯についてもコメントした。

 GReeeeNはHIDE、navi、92、SOHの男性4人組。2007(平成19)年にシングル「道」でメジャーデビューし、「愛唄」「キセキ」「遥か」「オレンジ」など数々のヒット曲を生み出している。

 【GReeeeNからのメッセージ】(原文のまま)

今回の主題歌のお話に、大きなご縁を感じております。

僕たちGReeeeNメンバー4人は福島県で出会い、結成をしました。

僕たちのゆかりの地、福島出身の偉大な作曲家・古関裕而さんをモデルとした作品に関われること、大変光栄です。

来年、2021年は東日本大震災から10年となります。

戦後、多くの方が古関さんの作られた音楽に支えられたように今作の主題歌「星影のエール」も、日々起こる人生の大事な場所で支えになれたらうれしいです。

楽曲を書くにあたっては、ドラマの主人公・窪田正孝さん演じる裕一、二階堂ふみさん演じる音の夫婦の姿、そして、それぞれの人生の主人公である皆さんと、大切な誰かの姿を想像しました。

時に支えあい、導き、ともに泣き笑い、夢を語り合い、落ち込んでは慰め、励ましあいまた前を向く。

夫婦、親子、恋人、親友、それぞれ自分にとって大切な人の顔を想像しながら聴いてもらいたいです。

そばにいる大事な人との人生を照らしあえる星影であれますように。

GReeeeN