古関裕而ゆかり・川俣町「ロゴ」発表 朝ドラ・エール放送前に
作曲家古関裕而をモデルにしたNHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の3月30日放送開始を前に、古関とゆかりがある川俣町は25日、オリジナルのロゴを発表した。音楽の楽しさを表現したデザインで、のぼり旗や町役場職員の名刺に活用し、町内外に古関ゆかりの地をPRする。
デザインは、町と連携協定を結ぶ近畿大文芸学部芸術学科の学生が考案した。作曲家の原点と言える同町から羽ばたいた青年時代の古関や、古関が町内に住んでいた時に弾いていたオルガンを描き、音楽の楽しさが伝わるようデザインした。のぼり旗は200枚制作する予定で今後、町の公共施設や協力企業で掲示する。
古関は18歳から2年間、母ヒサさんの実家がある同町に下宿。町内の川俣銀行(現東邦銀行)に勤務する傍ら作曲の勉強をしていた。
町役場では25日から「古関裕而×川俣町×近畿大PR展」が始まった。会場ではオルガンや、古関が作曲した川俣中校歌の楽譜などを展示している。オルガンは音は鳴るが、演奏はできない。展示はオルガンが3月13日まで、そのほかは9月30日まで。
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