朝ドラ・エール「東京編」新たな出演者!ミュージカル俳優3人

 

 NHKは19日、福島市出身の作曲家古関裕而と妻金子(きんこ)をモデルに、30日から放送がスタートする連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の新たな出演者3人を発表した。古関がモデルの主人公・古山裕一(窪田正孝さん)、金子がモデルのヒロイン関内音(二階堂ふみさん)が上京後に出会う人々として登場する。

 3人はミュージカルの第一線で活躍している井上希美さん、柿沢勇人さん、小南満佑子さんで、いずれも朝ドラは初出演となる。井上さんは裕一が作曲した「船頭可愛や」を歌う歌手、柿沢さんは昭和の名歌手・藤山一郎さんがモデルの歌手、小南さんは音楽学校声楽科の生徒で音の良きライバルをそれぞれ演じる。

 井上さんは「(役どころから)日々の彩りと生きる力をもらっている」、柿沢さんは「藤山さんの歌唱や発声を勉強して現場に臨んでいる」、小南さんは「日本の朝に音楽の力でエールを送る」とした。土屋勝裕制作統括は「音楽を志す者同士として仲間や良きライバルとなっていく」と紹介した。