「エール展」福島で開幕!朝ドラ・名シーンで使われた品々展示

 
朝ドラ「エール」の撮影セットの再現や衣装、小道具などが並ぶ会場=福島市・チェンバおおまち

 朝ドラ「エール」で使われた衣装や小道具などが並ぶ「エール展」は19日、福島市大町の「チェンバおおまち1階」で始まった。劇中に入り込んだようなセットや名シーンで使われた品々が展示されている。

 新型コロナウイルスの影響で2カ月ほど延期されて開所した。古関裕而がモデルの主人公・裕一(窪田正孝さん)の実家の呉服店「喜多一」の玄関を再現したセット、福島編で実際に使われた小道具や衣装、登場人物パネルなどが並ぶ。

 小道具では、裕一の父・三郎が購入したレジスター、裕一の国際作曲コンクール入賞を知らせる新聞記事などが注目を集めた。来場していた同市の女性(66)は朝ドラを欠かさず見ており「福島を盛り上げ、全国にエールを届ける存在になってほしい」と語った。

 期間は10月11日までで無休。開館時間は午前10時~午後7時。入場無料。