古関作曲「所歌」の原譜 猪苗代・国立磐梯青少年交流の家に展示
猪苗代町の国立磐梯青少年交流の家は、朝ドラ「エール」のモデルとなった古関裕而が作曲した「所歌―若人の道―」の原譜などを展示している。朝ドラ放送を受け、所内に保管してあった原譜を所長室に、原譜のコピーを施設内の廊下に掲げた。
同施設によると、原譜は3枚で、鉛筆による古関の直筆。所歌は福島民友新聞社記者だった作詞家野村俊夫が作詞し、1966(昭和41)年4月4日に制定された。磐梯山や猪苗代湖の四季の風景ともに、夢と希望を持った若者の姿を歌っており、曲はリズミカルで明快なメロディーだ。
式典の歌声を収めたとみられるテープが、施設内に残っており、CDに複製。エールの風俗考証を務める刑部芳則日大商学部准教授に提供した。福士寛樹所長は「利用者に聞いてもらえるよう、施設内の放送などで使いたい」と話している。
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