民友新聞の記事で紹介!古関裕而 福島・8月23日まで企画展

 
開幕した企画展「古関裕而が生きた時代~福島民友新聞で振り返る歴史のアルバム」

 福島市出身の作曲家古関裕而を福島民友新聞の記事で紹介する企画展「古関裕而が生きた時代~福島民友新聞で振り返る歴史のアルバム」が1日、福島市のとうほう・みんなの文化センターで開幕した。訪れた人は展示された新聞記事を読みながら、NHK朝ドラ「エール」で注目が高まる古関の音楽人生に思いを巡らせた。

 英国の作曲コンクールでの入選など、古関の人生の節目となる出来事を紹介した新聞記事や写真、楽譜など約120点を展示。福島民友新聞の元記者で、古関と共に名曲を生み出した作詞家の野村俊夫が記者時代に手掛けた記事や、古関が作曲した「露営の歌」を作詞した元福島民友新聞社編集局長の藪内喜一郎に関する記事なども紹介している。

 企画展は福島民友新聞社の主催、県文化振興財団、古関裕而記念館の共催。23日までで、3、17日は休館。入場無料。時間は午前9時30分~午後5時。10日は福島市の福島駅前通りで、関連事業として古関メロディーをテーマとした音楽イベントを開催する。

 問い合わせは福島民友新聞社事業部(電話024・523・1334)へ。