新聞記事や楽譜見学 企画展に朝ドラ風俗考証担当・刑部さん

 
展示を見学する刑部さん

 作曲家古関裕而がモデルの朝ドラ「エール」の風俗考証を担当している日大商学部准教授の刑部(おさかべ)芳則さん(43)は10日、とうほう・みんなの文化センターで23日まで開催中の企画展「古関裕而が生きた時代~福島民友新聞で振り返る歴史のアルバム」を見学した。

 企画展は福島民友新聞社の主催。古関の功績などを紹介した新聞記事や写真、直筆の楽譜など約120点を展示している。刑部さんは古関に関する展示をじっくりと見ながら、古里・福島を愛した古関に思いをはせていた。

 会場では古関夫妻や福島市出身の作詞家野村俊夫、本宮市出身の歌手伊藤久男の写真をあしらったフレーム切手(1600円)を販売している。朝ドラ「エール」のフレーム切手とのセット販売(3200円)もある。時間は午前9時30分~午後5時。入場無料。17日休館。