古関裕而の貴重なレコードや写真! 栃木・道の駅日光内で紹介
福島市出身の作曲家古関裕而の企画展「古関裕而 人々を鼓舞した応援歌とレコーディング風景展」は11月29日まで、栃木県日光市の「道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣」内にある船村徹記念館で開かれている。
古関が専属契約を結んでいた日本コロムビアが同記念館を管理、運営していることを縁に企画された。古関の功績や福島ゆかりの曲、人物などをパネルで紹介している。昭和初期のレコーディング風景を収めた写真や、古関の大ヒット作となった歌謡曲「船頭可愛や」のレコードなど貴重な資料の数々も展示されている。
同道の駅の加藤加代子施設長は「新型コロナウイルスなどで気持ちが沈みがちだが、古関裕而の歌を聴いて多くの人に元気になってほしい。福島の人にも企画展に足を運んでいただければ」と話した。
時間は午前9時~午後5時。入館料は一般550円、小・中・高校生320円。火曜日休館。問い合わせは同道の駅(電話0288・25・7771)へ。
福島では来場者がメッセージ
福島民友新聞社は14日、福島市のとうほう・みんなの文化センターで開催中の企画展「古関裕而が生きた時代―福島民友新聞で振り返る歴史のアルバム」の会場に、古関裕而へのメッセージを募るコーナーを設けた。
古関の楽曲に励まされたエピソードや、「古関さんの音楽人生に感動した」などのメッセージを来場者に寄せてもらう。会場内に展示し、閉幕後、古関の長男正裕さんに届ける。
企画展は23日まで開催されている(17日は休館)。入場無料。福島民友新聞に掲載された古関に関する記事や古関直筆の楽譜、レコードなどが展示されている。
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