手作り豊橋ちくわ、本場の味に舌鼓 朝ドラ縁、福島で体験交流
NHK朝ドラ「エール」に登場する愛知県豊橋市の名物ちくわを味わうイベントが30日、福島市の中国四川料理「石林」で開かれ、参加者が朝ドラ放映を契機とした福島と豊橋の交流促進に向けて親睦を深めた。
エールは福島市出身の作曲家古関裕而と豊橋市出身の妻金子(きんこ)がモデル。ドラマの中で出演者が豊橋ちくわを食べるシーンが描かれ、ひそかに話題となった。
イベントはちくわを製造販売するヤマサちくわ(豊橋市)と、父が同社で働いていた石林オーナーシェフ日比野恒夫さんが中心となって企画。参加者約30人が竹の棒に巻き付けられた魚のすり身を焼く作業を体験、本場の味に舌鼓を打った。
会場では同社の佐藤元英社長が職人としてちくわの焼き方を指導した。豊橋市の地域性や朝ドラ放映の効果なども紹介し「東京などの都会を介さなくても、地方と地方が結び付き、新しい価値を生むことができる。その一つが福島と豊橋になれば」と期待した。
- 紅白に響いた『エール』 古関メロディー、窪田正孝さんら披露
- 朝ドラ・エール「総集編」12月28日から放送 物語...再び年末に
- 紅白歌合戦に「福島三羽ガラス」登場! パフォーマンス披露へ
- 二本松・小浜中「古関裕而の校歌誇り」 校歌制定由来看板設置
- 古関裕而、戦時中の姿 NHK、12月19日「エール」関連番組
- 川俣で抽選会!当選者決定 古関ゆかりの地巡るスタンプラリー
- 朝ドラ「エール」の舞台ノミネート ロケーションジャパン大賞
- 朝ドラモデル・古関夫妻描いた「年賀状」販売 福島・第一印刷
- 朝ドラ・エール「総合視聴率」福島地区40%超 高視聴率を記録
- 「古関メロディー」CD化!常磐炭礦社歌、野球部応援歌を再現