古関夫婦の疎開生活紹介 飯坂温泉観光協会、看板設置

 
当時の古関夫婦らの生活の様子が分かる看板

 飯坂温泉観光協会は、古関裕而一家が1945(昭和20)年に疎開していた福島市飯坂町の二階堂家(旧二階堂魚店)の前に、当時の古関夫婦らの生活の様子が分かる看板を設置した。

 NHK朝ドラ「エール」放送に合わせて8月上旬に設置した。看板には建物の間取り図などを掲載。当時6歳で古関一家と親交があった二階堂剛さん(81)への取材を基に「家族愛を育んだ八畳二間」「米軍兵士も縁側で聞き惚(ほ)れた金子の歌声」など五つのタイトルで、エピソードや暮らしぶりを紹介している。

 協会は「書籍にも載っていない内容。飯坂と古関夫婦の縁を感じて」とPRしている。問い合わせは同協会(電話024・542・4241)へ。