「郵便ポスト」に古関の装飾! 生家跡近く、9月14日お披露目

 
古関裕而をテーマにした装飾が施される福島市大町の郵便ポスト

 福島市出身の作曲家古関裕而にちなみ、同市大町の生家跡そばにある郵便ポストが、全国の家族や友人に応援の手紙を送る「エールポスト」として14日にお披露目される。福島商工会議所などでつくる実行委員会(小河日出男委員長)が10日、発表した。

 古関が妻金子(きんこ)と3カ月間に約百数十通もの文通で縁を結んだことや、現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「エール」のモデルとなったことをきっかけに計画された。

 ポストは古関をテーマにした装飾が施され、偉業を次世代に伝える。完成に先立ち1日から、同ポストに投函(とうかん)された郵便物には、タクトを振る古関のイラストが描かれた特別消印が押印されている。エールポストと特印により、全国に応援を送るポストとして注目を集めそうだ。

 除幕式は14日午前10時から、同市大町のチェンバおおまち北側のエールポスト前で行われる。事業に関する問い合わせは事務局(福島商工会議所内、電話024・572・7117)へ。

 「家族・友人に送ろう」9月19日イベントにキティも登場

 エールポスト実行委員会は19日午前10時から、福島市大町のチェンバおおまちでポスト完成記念イベント「エールポストから家族・友人に手紙を送ろう」を開く。参加者を募集している。

 イベントでは、エールポストから手紙を投函(とうかん)した参加者に記念品が贈られる。特別ゲストとしてハローキティが応援に駆け付ける。ハローキティの登場時間は午前11時と午後2時。人数限定で記念写真が撮影できる(要予約・先着順、それぞれ10組限定)。

 時間は午後4時まで。参加無料。問い合わせ、ハローキティ写真撮影申し込みは福島民友新聞社事業局(電話024・523・1334・平日午前10時~午後4時)へ。