「古関裕而記念館」常設展示を大幅に刷新!21年3月・開所予定

 

 福島市は、朝ドラ「エール」効果で全国から注目され、入館者が激増している古関裕而記念館の常設展示を大幅に刷新する。来年3月に開所予定で、工事のため1月上旬から休館となる。最新の映像・音響設備を駆使し、包み込まれるような立体音響で古関メロディーの名曲を体感できる展示を設置する。

 1988(昭和63)年の開館以来初の全館刷新。古関メロディーを「スポーツ」「映画」などに分類し、古関の人柄や足跡が分かるように展示を充実させ、売店コーナーも拡充させる予定。

 同館は「エール」の放送決定後に入館者が増え続け、本年度は既に例年の倍以上の約4万人が訪れている。刷新により「エール」効果を持続させ、来春の花見山観光も含め、古関を生かしたまちづくりをPRする。

 入館料は一般300円

 刷新に伴い、来年3月から入館料を有料とする予定。検討段階だが、入館料(個人)は一般300円、小・中学生100円を見込む。閉館時間も30分延長して午後5時までとする。