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06.04.16
芽吹く雑木林 彩る山野草
キクザキイチゲのみつを吸うスジグロシロチョウ=福島市荒井、水林自然林
シロチョウ羽化始まる/福島の水林自然林
 県内各地から桜便りが届く中、芽吹き始めた雑木林では、さまざまな山野草が花開き、林床を彩っている。福島市荒井の水林自然林では15日、キクザキイチゲやカタクリが満開になり、羽化したばかりのチョウが花から花へと飛び回る姿が見られた。

 春に白いチョウを見ると誰もがモンシロチョウと思うが、畑以外の場所ではスジグロシロチョウが多い。やや日陰を好み、公園などでも見られるなじみ深いチョウだ。雄はレモンに似た香りで雌を誘う。

 同じ種類のチョウの羽の模様は、人間が見ると雌雄とも同じに見えるが、チョウの目では違って見えるという。
 


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