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ふくしま虫の目探検隊
07.11.29
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メタセコイア
メタセコイア

葉は細長く、長さは3センチ程度。羽状に対になるのが特徴=福島市佐原

樹形が美しい「生きた化石」
 辺りの木々が葉を落とす中、学校の校庭や公園で赤茶や黄色に紅葉した巨木がひときわ目立つ。メタセコイアは円すい形の樹形が美しく、街路樹などにも利用された木だが、「生きた化石」ともいわれる。

 メタセコイアの名は、もともと化石植物に付けられた学名。ある時期の地層からは多くの化石が産出するが、その上の層からは出なくなることから絶滅したと考えられていた。しかし、1945(昭和20)年に中国で生きたメタセコイアの自然林が発見され、世界の大ニュースになった。

 発見後、アメリカで増殖され世界に配布された苗木は、今や各地で大木に成長している。

(写真と文・矢内靖史カメラマン)
 

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