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06.07.29
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赤とんぼ
選手のいない球場で、羽を休めるアキアカネ=福島市、県営あづま球場
アキアカネも羽休め

 雨天による順延続きの第88回全国高校野球選手権福島大会。メーン球場の県営あづま球場では28日、雨にぬれたグラウンドに選手の姿はなく、頭に水滴を乗せたアキアカネがネットに止まり羽を休めていた。

 天気が良い日は無数のアキアカネが、熱戦を繰り広げる球児たちの周りを飛び回る。いわゆる「赤とんぼ」の代表的な一種。

 初夏に水田などで羽化するが、夏の盛りは姿を消し、涼しい高原で過ごす。秋も深まると赤くなり、大挙して里に下りてくることで知られる。

(写真と文・矢内靖史カメラマン)
 
 


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