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ふくしま虫の目探検隊
08.02.14
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マイマイカブリ
マイマイカブリ

切り株の樹皮のすき間からはい出したコアオマイマイカブリ=福島市

青紫の美しい成虫で越冬
 昆虫の冬越しはさまざま。卵やサナギはもとより、成虫のまま越冬する種も多い。マイマイカブリの仲間もそのひとつ。樹皮のすき間などに潜り込み、春を待っている。

 県内に多いのはコアオマイマイカブリ。体長28−43ミリと小型だが、頭部から前胸部が青紫に輝き美しい。

 マイマイカブリの仲間は日本特産の特異なオサムシで、カタツムリを食べることで知られる。カタツムリの中に入りやすいように頭と胸が細くなっている。羽は退化し飛ぶことができないため遠くまで移動できず、地域によって形や色の異なった亜種が多い。

(写真と文・矢内靖史カメラマン)
 

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