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06.09.19
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ショウリュウバッタ
華に似たユニークな顔立ちのショウリュウバッタ=福島市北原
チキチキ羽音、子どもの人気者

 すっかり秋の気配が漂い始めた県内。草むらを歩くと、足元からさまざまなバッタの仲間が飛び出してくる。福島市の公園では、ショウリョウバッタが大きく成長し、子どもたちの遊び相手になっている。

 ショウリョウバッタは、精霊祭(お盆)のころから目立つようになることから名付けられたという。雌は日本で一番大きなバッタの1つで約8センチ。雄の大きさは、その半分程度で「チキチキ」と音を立てて飛ぶため、チキチキバッタの愛称がある。

 河原など明るい草地に生息するが、公園などにもいるので、今も昔も子どもたちの人気者だ。
 (写真と文・矢内靖史カメラマン) 
 


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