虫の目探検ＴＯＰ

06.12.09
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起き上がり小坊師
一つ一つ手作業で筆入れされる起き上がり小法師。大量の注文を抱え、カレンダーとにらめっこしながら作業は急ピッチで進む＝会津若松市七日町・山田民芸工房
　正月の初市や十日市で売り出される会津の民芸品「起き上がり小法師（こぼうし）」作りが、会津若松市七日町の山田民芸工房で急ピッチで進んでいる。

　起き上がり小法師は、転んでも起き上がることから七転び八起きの縁起物。メール問題で落ち込む民主党代表らに渡部恒三衆院議員がプレゼントしたことで一躍、有名になった。その後、全国から問い合わせが相次ぎ、正月用の在庫が全くなくなってしまったという。

　すべて手作業のため、作る数には限度があると店主の山田和正さん（７７）。一つとして同じ表情がないため、お気に入りを選ぶのに迷う人も多いという。（写真と文・矢内靖史カメラマン）
　


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