【円谷英二ミュージアム】 ゴジラスーツがお出迎え

 
怪獣やメカの模型と関連図書が並ぶ「空想アトリエ」。さまざまな学問分野の入り口になっています。

 須賀川(すかがわ)市出身で、ゴジラやウルトラマンを生み出した映画監督(えいがかんとく)円谷英二(つぶらやえいじ)さんを紹介(しょうかい)する施設(しせつ)として1月、市民交流センター「tette(てって)」5階にオープンしました。

 円谷さんは自分が表現(ひょうげん)したい映像(えいぞう)を作るため、ミニチュアを使ったりフィルムを合成したりなどする独自(どくじ)の特殊撮影技術(とくしゅさつえいぎじゅつ)(特撮(とくさつ))を使いました。テレビや映画で、見ている人を楽しませ、驚(おどろ)かせる作品を作り、1970(昭和45)年に68歳(さい)で亡(な)くなりました。

 施設には、円谷さんの仕事をたどるコーナー「クロニクルボックス」、人柄(ひとがら)を紹介するコーナー「ネットワークウォール」などがあります。「空想アトリエ」には怪獣(かいじゅう)やメカの模型(もけい)、関連図書が生物学や機械学など分野ごとに並(なら)び、学問の入り口になっています。

 高さ約2メートルの初代ゴジラスーツも展示(てんじ)されていて、人々を出迎(でむか)えています。 

【どこで?】円谷英二(つぶらやえいじ)ミュージアム 須賀川市中町4の1。開館時間は午前9時~午後5時。入館無料。火曜休館。

みんゆうジュニア情報局