【ぴょんぴょんドーム】 大小の山、はねて滑って

 
直径40メートルの大屋根で覆われた全天候型の遊具です

 ドーム型のトランポリン施設(しせつ)。空気の力を利用した大きな四つの山と、小さな一つの山があり、子どもたちがジャンプしたり、滑(すべ)ったりして楽しく遊んでいます。遊具の周囲は人工芝(しば)で囲まれ、直径40メートルの大屋根もあるので安心して遊ぶことができます。6~12歳(さい)が対象です。

 ぴょんぴょんドームがオープンしたのは2013(平成25)年4月。11年に東京電力福島第1原発事故(じこ)発生後、放射線(ほうしゃせん)の健康影響(えいきょう)を巡(めぐ)る不安から県内の子どもたちの屋外活動が少なくなってしまったことへ心配の声が高まりました。そうした状況(じょうきょう)に対応(たいおう)するため、福島市がドームを「復興(ふっこう)のシンボル事業」として整備(せいび)しました。

 十六沼(ぬま)公園にはぴょんぴょんドームのほかにも、噴水(ふんすい)など子どもたちに人気の施設があり、暑い日が続く今年の夏も、多くの家族連れでにぎわっています。

 【どこで?】ぴょんぴょんドーム 福島市大笹生(おおざそう)の十六沼(ぬま)公園内。料金無料。年末年始は休場。

みんゆうジュニア情報局