【新地町海釣り公園】 ヒラマサ、カンパチ大物も

 
季節ごとにいろいろな魚が釣れる新地町海釣り公園。温かい排水が流れ込む良質な釣り場として人気

 相馬共同火力発電新地発電所の温(あたた)かい排水(はいすい)に魚が集まり、カレイやカンパチなど季節ごとにさまざまな魚が釣(つ)れる相馬港5号ふ頭の人気スポットです。東日本大震災(だいしんさい)で被災(ひさい)しましたが、4月に8年ぶりに再開(さいかい)し、釣り愛好者や家族連れでにぎわっています。

 アイナメやカレイ、サバ、イナダ、クロダイなど年間を通じて40種類ほどの魚が釣れます。夏から秋にかけては「青物」と呼(よ)ばれるヒラマサやカンパチなどがよく釣れ、70センチ級のヒラマサや60センチ級のカンパチなどの大物がかかることもあります。

 震災前と比(くら)べて釣りデッキを約60メートル延(の)ばし、入場定員数を25人から41人に変更(へんこう)したことで、訪(おとず)れる人が増(ふ)えたそうです。震災前から同所で指導員(しどういん)を務(つと)めてきた中島昭さんは「釣って楽しんで、何度も遊びに来てほしい」と話しています。

 【どこで?】新地町海釣(うみづ)り公園 新地町今泉(いまいずみ)(相馬港5号ふ頭)。午前6時~午後6時(10~2月は午前6時30分~午後4時30分)で午前、午後の入れ替(か)え制(せい)。利用料金(半日)は高校生以上1000円、小中学生700円。

みんゆうジュニア情報局