【北泉海水浴場】 9年ぶりに再開しました

 
サーフィンを楽しむ人が季節を問わず訪れる北泉海水浴場

 南相馬市原町区の海水浴場です。東日本大震災(だいしんさい)の被害(ひがい)で閉鎖(へいさ)されていましたが、今夏に9年ぶりに再開(さいかい)し、開設(かいせつ)期間(7月20日~8月18日)に計3万7732人が訪(おとず)れました。

 一年中、いい波が打ち寄(よ)せることから国内有数のサーフスポットとして知られ、季節を問わず県内外から多くのサーファーが波を求めて集まります。震災前はサーフィンの世界大会が開かれていました。

 昨年10月に、地元のサーファーや商業、観光関係者らでつくる市サーフツーリズム推進(すいしん)委員会が再結成されました。「老若(ろうにゃく)男女問わず海と共に暮(く)らすまち」を目指し、震災で失われた浜辺(はまべ)のにぎわいを取り戻(もど)す活動が始まりました。

 委員長の室原真二さん(51)は「南相馬に住む全ての人が年間を通して海を楽しみ、生活の一部として海を感じられるようにしたい」と話しています。

 【どこで?】北泉(きたいずみ)海水浴場 南相馬市原町区北泉、金沢(かねざわ)両地区にまたがり、夏の間1カ月ほどオープンする。近くには大きな滑(すべ)り台や広場などで遊べる北泉海浜総合(かいひんそうごう)公園があります。

みんゆうジュニア情報局